残暑、すごく暑い…、とは言っても真夏とは何かが、はっきりと違ってしまった感じの暑さ。午前中、図書館で本を返した後、新宿へ行って買い物して帰る。借りてきたDVDの「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」を観る。中学生のとき以来、たぶん約三十年ぶりに観た。話としてほぼ忘れていたので、こういう話だったというのがわかって、そしてかなり面白かった。皆で毎日楽しく、ずっとこのままがいい、というのと、自分勝手でいい加減な理屈で、自分が決めた法則が適用できるところに戻りたい、というのと、責任とりなさいと言われることとの、それらの絡まりあいとしての現実。毎日楽しく気ままにやっているつもりで、自分は自分なりに地に足が付いてるとも思っているが、たまに責任を求められて憂鬱にもなり、でも結局求められることがなければ不安になるし自分が信じていた現実もあやふやになってしまうような中で、ある何かへの、対象への思い、みたいなものが、かろうじて認識としての現実を定着させてくれた、みたいな、なので、厄介だけど捨てられない関係性から、ようやくはじめて世界ができていた、みたいな。。と書いて、そういう風に面白いと思ったのかどうか、よくわからなくなった気もするが、なんとなく最後はちょっと感動した。