夜になってわりと強い雨。ジムのプールは空いてた。泳距離は腕のアクティビティデバイスが計ってくれるのだが、毎度毎度、判で押したように同じ距離を泳いでいる。そんなつもりは無いのに、必ず同じ距離になる。時間をぴったり30分と決めて泳いでいるからだ。今日はいつもよりわりと遅いとか早いとか予想しながら泳ぐけれども、結果を見ると、大体いつも同じ距離が記録されている。そんなバカな、ちゃんと計ってるのか？と思ったが、たぶん実際に同距離なのだ。いつもこうして同じように泳いでるだけなら、結果に大した差も発生しないのだ。もうこれ以上遅くも速くもならずに現状維持の道がどこまでも続くばかりだ。変わらないといえば体重もそうだ。これ以上はもう体重も下がらないだろう。というか、もしこれ以上下がったら、さすがに危険と言うくらいに下がり切ってしまった。それ以来もう半年近く、細かく増減はするけど、ほぼ横ばいのままだ。このままなら、いつまでもずっとこのままだろう。
この状態を自分は、ある程度努力して維持しているのか、大して努力しないで維持できているのか、そのあたりがもはや、麻痺してしまってよくわからなくなってしまった。努力っぽい感じには見えるだろう。なにしろ週に二回も三回も泳いでるわけだし。でもほとんど惰性というか習慣という感じだ。
雨は帰る頃には上がった。
