ウロコ

先週の店に行って、お裾分けいただいた鰺と鯖のお礼を言う。しかしあれだけの切り身を一日か二日で食べきるのは大変なことだし、そんな一気食いみたいな食べ方をしては勿体ないので、ふだんの下処理にせよ今回みたいな棚ぼたのいただき物にせよ、保存方法を検討しなければいけない。食品を真空状態に密閉できる器具、真空パック機、いわゆるシーラー。値段はそれほどでもない。これで良さそうだ。これがあれば、冷蔵庫である程度保存できるし、自分で干物をつくることができるのだ。これはすごいことだ。

甘鯛を買ってきて煮付けに。煮付けだから、ウロコとエラを取るだけ。で、先週買ったウロコ落としを、はじめて使った。鯛のウロコは、すごい。固い半透明のチップが猛烈ないきおいで落ちて流しに散らばる。これは大変だ、片付けと掃除を考えると、この手の魚はたしかに面倒くさいとは思った。