カリフォルニア


もう最近はこの、夜の一時を過ぎたくらいの時間になった時点で、まだ何にも書く事が思い浮かばない時点で既に、相当気が滅入った感じになっている。いやこれそこでしょ。ていうか、あ、これってこれか!!…A Tribe Called Questのあれがこれか。「California Concert: The Hollywood Palladium」という実況録音盤を聴いてたら、Freddie Hubbard "Red Clay"これはモロにすごいジャズ。Jack Wilkinsの音源の方がTribe元ネタ。


クロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤングのカリフォルニア。ジェファーソン・エアプレーンのサンフランシスコ。グレイトフル・デッドダーク・スターイーグルスのカリフォルニア。



毎日が世界の終りみたいな感じ。毎日楽しくて平和で明るくて、何の心配も煩いもなく、人生の悦びの極点みたいな日々が、ひたすら繰り返されて、日没がやってくれば毎度毎度、もう耐えられない位、寂しくて悲しくて、ああもうこれで終わりだと絶望してかなしみに打ちひしがれて、それで夜になればまた、浮かれて出かけて果てしなく続く遊興にうち高じて、空が白みかけて朝が訪れればまた毎度毎度、やり切れないくらい寂しくて悲しくて、ああもうこれで終わりだと絶望して堪えきれずに泣いて泣き疲れて眠って、太陽が高く昇った頃に起きて着替えて表に出る。素晴らしい日差し。西海岸。今日もまた天国のような一日の始まりだ。


スモーキーロビンソンの「カリフォルニア・ソウル」