田山幸憲 の検索結果:

田山幸憲の「パチプロ日記(3)」

久しぶりに田山幸憲の「パチプロ日記(3)」を読んでいて、昔と同じように、静かに心が動かされた。1995年に刊行されたこの本は僕がかつて、はじめて読んだ田山幸憲の文章である。最近、どうしてももう一度読みたくなってヤフオクで落とした。それ以来気が向くと適当に開いて読んでいる。 平成6年(1994)2/28の日記のように、朝10時の開店と同時に入店して、台を見て、打ち始めて、それであっという間にかかってしまい、来てからまだ15分くらいしか経ってないのに、もう2万円近く勝ってしまって…

田山幸憲の「パチプロ日記」再読

…を買ったかというと、田山幸憲の「パチプロ日記」5冊セット。実は全部読んだ事あるのだが、もう10年以上前の事で久々に読み返したくなった。 平成2年に書かれたシリーズ第一作目から読んでいて、溢れ出すような輝かしい日常の描写にたちまちのうちに恍惚としてしまう。この文章から溢れ出して来る豊穣な感じは一体何なのか?今の僕に、この豊かさに立ち向かえるだけの何かがあるだろうか?今の僕は果たして、これほど食い入るように些細な一点を見つめて、行為ひとつに神経を集中させるような事ができるか?いや…

「パチプロ日記×」田山幸憲

…最強のパチプロ。故・田山幸憲(平成十三年 7月4日17:03に心不全のため逝去 享年54歳)は、勝負するパチンコ台を見極める際、二つの観点から判断を下していた。 ひとつは「横の比較」…ずらりと並ぶ台のそれぞれポイントとなる釘を比較し、相対的にもっとも優秀な台を決める。もうひとつは「縦の比較」…特定の台における前日、前々日の釘の状態を記憶しており、今、目の前にある状態と比較する。その台の過去の状態と実績を念頭に予想される今日の「出来」を判断する(今日この台はやる気だ。などと表現…