2012-01-01から1年間の記事一覧

昼飯を食って、薬を飲んだあとテレビを見てたら昔のアニメ「赤毛のアン」がやってたので見ていた。今調べたら、作品の舞台はアメリカではなくてカナダのプリンス・エドワード島らしい。あと、そういえばマシューとマリラは夫婦じゃなくて兄弟だったのを忘れ…

本日も、暗い雨の空で、塞ぎこんだような一日。雨脚は強く傘はべたべたに濡れてたたんでも溶けているかのように水をぽたぽた滴らせていてようやく家に帰ってきて玄関のドアを開けて重い靴を脱ぐことができたとしても同じ家の中に濡れたこんなものは一緒に入…

熱を測ったら、驚くほどの高熱だったので、なぜか、誇らしいような、晴れがましい気分になった。検査したらインフルエンザではなくてただの風邪だった。AでもなくBでもなく、この部分に色が出てるってことは、インフルエンザ反応の可能性はほぼないって事で…

ヘミングウェイ短編集。とてもいい。運びが、あるいは流れが。そうだった、これが、いいのだった、と思われるような良さ。暗くて寒い日。こころの塞ぐような天候。それもいい。夕方から顔に火照りが。打ち合わせが無事に終わって安堵する。その直後に喉が塞…

きのう、妻と僕と二人で、友人の家に遊びに行った。去年の今頃にも遊びにいったので、一年ぶりの再会だが、去年は妊婦だったのに、もう子供が10ヶ月になっている。ご主人とは結婚式のとき以来だからほぼ初対面。 帰りは雨。それもものすごい本降りで、ホーム…

おいしくないものを食べてしまって、かなり後悔している。不快な満腹感。つまらなかったなあ。もっとおいしいものを買ってくれば良かったと思って、いつまでも後悔するというのも、相当ばからしいとは思うが。やっぱり惣菜や弁当はつまらないものだ。普通に…

なるべく早く寝るために書くが、とりいそぎ、京浜東北線で、西日暮里から桜木町まで約一時間かかるのだが、おそらく、大井町か大森あたりで30分くらいなので、そのあたりで道程の半分のところであろう。そのあたりまで来て、ようやく半分なのか、そう思うと…

10分くらいで終わる。中沢新一・波多野一郎「イカの哲学」を読んでいる。この本がなぜ、家にあったのか、そこが定かでない。いつ買ったのか、なぜ買ったのか、その時点においてまったく思い出せない。ただ、そうやってなにもかも忘れた状態のとき、ふと目に…

何か書く。5分以内で終わるように。保冷材はお付けいたしますか?あ、失礼いたしました。ご自宅までどのくらいですか?一時間くらい。かしこまりました。保冷材をおつけいたします。お待たせいたしました。こちらになります。ありがとうございました。二時間…

昨日は快晴だった。幼稚な原色の水色でべったり塗ったような空に木々の枝や紅葉しかけた葉が貼りついていた。夕方から夜に掛けて、少し冷え込んだ。今日は日中曇りで、ずっと薄暗かった。家の中にいると、ほんとうに暗くて、手元が見えないほどのときもある…

眠くて、頭がゆらゆらと動いているので、もうあきらめて寝よう。明日は買い物をして夜は外で食事をしたい。

今日はもう、さすがにこんな時間になってしまって、遅いのでもうはじめからあきらめて、何も書かずに寝るつもり。そう決めたら、とりあえず風呂に入って、その後何をするかを考えると、妙にわくわくと楽しみな気分になってくるのはなぜか。別に何をするわけ…

ふと気付けば、水泳をぴたっと、しなくなってしまったなあ。最後に泳いだのが、たしか九月だったような。一度行かなくなると、ほんとうにとことん行かなくなってしまう。すごくめんどくさい。そして毎日のように通った横浜西口からのあの道が、もはやノスタ…

内田百けん「冥途」書き出しだけでほんとうに素晴らしい。一行目から、まったく説明をしようという気がない。説明しようとするって事は、じつはそこにいないということを隠そうとすることだ。そのとき、その本心は、必ず見えてしまうものだ。言葉というのは…

八月五日の写真。この日はアンゲロプロスの「永遠と一日」を観にいった日のようだ。こんな、溢れるような光の横溢する時間を映画館の中にいたなんて、ちょっと信じられない。 空の青もここまで来ると、ほとんど重量を感じるような、強い重力となんらかの関係…

毎朝、寝覚めが悪くて、起きるのが本当につらい。毎度、あと五分でもいいから眠りたいと思っていて、きっと週末になったら、うんざりするくらいたっぷりと寝てやろうと、いつも思っている。にも関わらず、いざ週末の朝になると、なぜかいつもと同じ時間に起…

プィィ・フュメを買うときに、わざと店員に「プィィ・フュメ…ありますか?」と聞いて「はい。プィィ・フュメですね?こちらにあります。」と答えてもらう。他人に「プィィ・フュメ」と口で発音してもらいたかったのだ。その言い方を聞きたかったのだ。「プィ…

開高健の「珠玉」という小説は、ちょっとこれは…どうにもキレてなくてイマイチ、と思ってひとまず途中で読むのをやめてしまったのだが、最初の方の、下記の部分はすごく好き。まあ、なんかいかにもな感じだが、それでもここに、僕が酒を飲みたくなる理由とい…

「辻静雄コレクション3」を読んでいて、あまりにもおいしそうでおいしそうで、ほとんど気絶しそうになる。これは大げさに言ってるわけではない。読んでいると実際に、意識が薄くなってきて、今立っている場所がどこなのかわからなくなるくらいに酩酊してしま…

肌寒い。しかしこの肌寒さがいいのだ。今も窓を空けている。冷たい空気は、冷たい飲み物のように快適で、目の覚めるような思いだ。 西日暮里に着いたのがたしか既に夕方の五時過ぎで、その時点で空は夜の一歩手前の薄い膜がかかった濃い青色で、雨も降ってい…

さあ、これから、書くか。(ため息)まじかよ。ああ、まじだ。うそだろ。・・・目の前のカレンダーが、まだ7月8月のままだった。今気付いたので書いておく。めくらないと。でもめくったら、あの絵じゃなくなってしまうのか。それだとどうなのか。一ヶ月や二ヶ月で…

お茶は福寿園のなんとかを飲んでいる。先週まで、それとは別のいいかげんなどうでもいいような安いのを飲んでいて、これがあまりにもいまいちだったので、こないだようやくなくなってくれて、それでやっと、あたらしいなんとかいうお茶を買うことができた。…

ご不在連絡票お届けに参りましたがご不在でした。今回お届けのお荷物は眠さがもう、すぐそこまで来ている。

横浜ベイという名前の酒はないのか。なんとなく、ありそうじゃん。横浜というと、酒っぽいのだ、でも毎日横浜にいるけど、あまり酒っぽくないな。中学二年のとき、ジャスミンのお茶、という言葉をはじめて知った。ジャスミンのお茶を知ったのではなく、その…

涼しい。というか、肌寒い。肌寒さとは、こういう感じだったかと思い出す。上着を着て歩くこの感触がよみがえる。雨が降るが、雨が降るものだ。この季節なら。雨が降るほど如何にも十月らしい。 内田百けんの「サラサーテの盤」を読む。すごくて、ニ、三行ご…

むしろ、こうしてPCの前にいる時間すらない方が良いのだ。そのほうが堂々と書かないままで済ますことができるからだ。困るのは、今このときのように、普通にPCの前にいて、その気があれば、5分でも10分でも、ちょっとその気になりさえすれば、なんでもいいか…

冷えた空気。キンモクセイの香りが鼻と口から嫌でも入ってくる。睡眠不足で、朝の電車で眠っている。明日もそうかもしれない。もう早く寝よう。と言いながら既にこの時間だ。一昨日買ったシャブリを飲んでいる。ほんとうにおいしい。とっくに夕食は済んだの…

目が覚めると、薄暗かった。家の中も暗く、外も暗い。日のささない一日らしかった。肌寒かった。横になったまま薄い掛け物を身体に掛けなおして、枕元を手探りして、昨晩眠るまで読んでいた本が伏せてあるのを拾って、その続きを読み始めた。開いたページも…

今日の、外を歩いているときの、気温や日差しの過ごしやすさ。とくに夕方以降の、日が落ちてからの、ほんとうならもっと底冷えするような冷たく尖った大気が肌を刺すはずが、不思議とあたたかみがふわりと地面から昇ってくるような、まったく涼しくて乾燥し…

迅速に逃げ支度をしてオフィスを退去。このあとの食事の格好を整える。目星の目をつけて置いた、いくつかの店先に電話する。近場は巡る。人影はまばらで、街並みは死滅しているにも関わらず、予約状況は盛況で、どの店も塞がっている。金曜日の夜らしい。華…