席替え

オフィスで席替え。PCやらモニタやらキャビネットやら椅子やらを移動する。移動先の人も別の場所へ移動するし、その人の移動先も移動準備中なので、物事の順序として自分をいちばん後発とし荷物を一時退避して、来るべき他人の移動を手伝う。ばたばたと夜遅くまでかかって、ようやく全員の移動が完了。とくに若い子なんか、みんな早く帰りたいだろうと思いきや意外にそうでもなくて、いつまでもずーっと整理をしてたり、思い思いに無心の体で自分の机上を整えている。早く帰って酒が飲みたいとか思ってるのは僕くらいなのか。そして座る向きが今までと反対になった。今まで見ていた方角とは真逆を向くことになる。こうなると視界や身の回りのすべてが、まるで鏡の映したかのような左右逆の世界に錯覚されて、ちょっと不自然感をこの先しばらく感じ続けることになる。