2013-01-01から1年間の記事一覧

朝起きて、朝食は何を食べようかという話になる。三連休の三回目で、毎朝同じもので飽きてきて、という事だが、そもそも僕は普段は朝、何も食べない、というより、起きてしばらくは何も喉を通らず、お茶などを飲みながらしばらくしないと、口内も消化器系も…

午前中のうちに買い物をして、髪も切って…と思っておもてに出たらすぐに降ってきて、あわてて鞄から折りたたみの傘を出したが、傘がなかなか開かず、雨はどんどん降ってくるので、僕はこのパターンはよくあるパターンなのだが、いつも「パラシュートが開かな…

残暑、すごく暑い…、とは言っても真夏とは何かが、はっきりと違ってしまった感じの暑さ。午前中、図書館で本を返した後、新宿へ行って買い物して帰る。借りてきたDVDの「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」を観る。中学生のとき以来、たぶん約三十…

涼しくなったけど、まだ暑いし、ばたばた忙しい。電車の中では寝てるだけだし。電話とメールばっかりやってる。飲み会も多すぎてうんざりだ。フロアを見渡せば、周りも皆、浮かぬ顔をしている。我々は皆、揃いも揃って、孤独で不幸であるなあ。ほんのわずか…

会社の帰りに、新宿のツタヤへ寄る。この店の階段の手摺りのところとか、床とか、すごい汚いし、ぼろい。このぼろさは、とても懐かしい。昔はレコード屋もビデオ屋も、みんなこんな感じだった。いつの間にか、どこもすっかりきれいになってしまったが、新宿…

広島に行こうか、牡蠣を食いに!!と、一瞬盛り上がったのだが、さて、どんな店があるのか探してみると…なんかどうも、どうにも、是非ここに行きたい!と心から思えるような店は、なかなかなくて、というか、なんとなく、あー、はいはい。大体こんな感じなの…

朝から、中途半端な天気。夕方から借りてきた「ゴダールのリア王」を観る。これはなんとも、さっぱり出鱈目な感じな印象だったが、しかし、全体的にかなり、八十年代的なオシャレ感がすごいというか、なんか…これはカッコ良かった。主人公の男が、ああいうヘ…

「引込線 2013」航空公園駅からバスで行く。このへんは、地元から超近い。並木通り団地前というバス停のある、この通りはたぶん、十五年くらい前には、僕が車を自分で運転して、何度も通った道ではないかという気がする。そういうのを忘れてしまっているとい…

これからはゴダールみたいに、断章形式で行こう。1.はじめに 2.過去のこと 3.乗り物 4.明るさ 5.だめだ。みんな、置いてきてしまった。やっぱ、大阪弁がいいな。上方落語でもまなぶか。さっくひんのかんそうを、プーログにかいて出すっていうことだ。オブジ…

煙草のにおいが漂ってくると、三回に一回くらいは、いい匂いだと思っている。とくに夏の夜はそう思う。ふいに、ふわーっと煙草の煙の匂い。

イメージの中の自分は弱くない。現実としては弱るが、自己イメージ的には普通だ。普通に生きている。それとくらべて、他人は、身体が弱すぎる。自分は、自分の身体をいたわりたいが、他人の身体を酷使したい。いや、自分は、自分の身体なら、いたわられてい…

平和でのどかな日々が続くと、人はただ漫然とそれを享受しているだけでなく、見境なくどこまでもだらしなくなっていき、仕舞いにはくだらない考えを持ったり、つまらない行動を起こすようにも、なるからなあ残念なことに。これは苦い真理だ。品位や倫理性と…

家の中で一日、適当に本を読み散らかしていただけ。もう少しだけでも涼しくなってくれないと、外出する気にもなれない。午後三時になると駅前の酒屋が開くので、それにあわせて買い物に出かける。ちょっと酷すぎるような、猛烈な暑さ。帰りはバスで帰ってき…

金曜日の夜、七時過ぎに店に集まる。十一時前に何人かが帰って、残った何人かで終電時刻近辺で帰るか帰られないか葛藤を経て、結局皆残って、日付が変わったあたりの時刻になって、店主も加わって別の店に移動する。さらに飲んで、全員どろどろになってくる…

深く深く、眠い。いや、眠りは、浅い。一駅ごとに、起きて、窓の外を見る。そして、また寝る。数秒で、深い。しかし、次の駅で、また起きて、窓の外を見る。これから、会社に行くのではない。これから、厄介な会議に向かう途中ではない。これから、自室の布…

とにかく、やり方は任せる。好きなようにしてくれ。休みも勝手に取ってくれ。とにかく、成果だけ出してくれればいいから、帳尻だけは揃えておいてよ。というタイプの上司と、そんなやり方があるか、あれするな、これはダメ、あっちをなぜそのままにしておく…

去年の秋にやって以来、久しぶりに美術部をやる。以前と同じで、地域学習センターみたいなところの会議室を予約して、そこに集合して、モチーフとしては、模造紙、花(ユリ)、野菜(トウモロコシ、リンゴ)を机上に並べて、それを皆で描く。約三時間半。黙々と…

DVDで「ゴダールの探偵」をみる。これは・・・やはり寝てしまう。まあ、寝ないで最後まで見たけど、なんとも乗っかりにくいというか、おそろしく掴み所がない。 人間同士の「関係」というものが、そもそも何なのか?と思ってしまう。こんなにわかりづらい「関係…

ゴダールのことはよく知らないのだけれど、でも、まったく知らないわけでもなく、この中途半端さが、自分がゴダールに対して微妙に距離を置きたくなる最大の理由である。まったく知らないわけでもない、というのは、少しは知ってる、わかってる、という風に…

気付いたら、朝の5時だった。いつの間にか寝てしまった。眠ろうとしたけど、もう目が覚めてしまった。休みの日に5時起きするとは、ほとんど小学生なみだ。 川の傍の店は、座敷があって、壁にもたれている。窓の淵に腕をかけて外を見ている。窓から下を見下ろ…

新宿の飲み屋の場合、場の方がどれだけカッコつけてても、「でもお前、新宿だろ?」というのがある。新宿であるからには。というところで、むしろこちらからもっと、新宿の新宿的なエキスをを引き出すべきなのかもしれない。僕も昔は、新宿には期待したのだ…

顔写真を削除する仕事だ。毎日、百枚くらいのメモリーカードが届く。一枚あたり、五十人くらいの顔写真が収まっている。みんな、IDの印刷されたA4用紙を両手で胸の位置に持って、済ました顔で写真に撮られている。指名手配とか、または収容所に連行されて撮…

目が覚めて、夢を見ていた事に気づく。まだ、まどろみのなかにいる。別にこちらでも、あちらでも、どっちでも良かったのに、と感じている一瞬を、眠気に紛らわせて、ずるずると引き伸ばしながら、ゆっくりさっきまでのことを思い出している。 何度か来たこと…

書くのは一日か二日休んでるだけだと思っていたら、こんなに書いてないとは思ってなかった。13日のことは忘れた。14日は中華。15日はホルモン、16日は魚貝系のちょっと古めかしい料理を食べた。それで連日、酔って帰ってきて、すぐ寝てしまっていた。今日明…

午前中、妙に体調が悪くて、風邪ひいたかなあ、と思ったけど、じきに復活した。単にきのう飲み過ぎただけかもしれない。そんなに飲んでないはずだけど、そういうこともある。そして今もそれなりに眠い。 なつかしい、とは、夏のことなのだろうか。語源は、夏…

妻は昨日から、世界陸上テレビ観戦用の非常体制に入っており、適度に仮眠を取りながらひたすらテレビの前にいるだけの状態である。僕は終日、けっこうひまなので、こうしてだらだらとした休日もいいもんだとも思う。僕はあまり、スポーツ観戦に興味がないの…

僕とは初対面のはずだ。しかしフロアですれ違ったりすることも多いから、おそらくそれが、今ここにいる僕だということだけは、前から知っていただろう。はじめて話をしてみて、あれ、この人もしかしたら、少しばかなのかな?と感じた。どうも、思っていた感…

夜になっても、外はまだ、人でいっぱい。誰も家に帰ろうとせず、それぞれがそれぞれの目的や楽しみのために、勝手に、右往左往している。そういう景色を子供の頃に見ると、後にひいて、ああこうして、大の大人が、いつまでも寝ずにじたばたしているのは、な…

二十代の頃は約十年煙草を吸っていて、やめてから今まででもう十年以上経つと思うが、さすがにもう煙草は吸いたいと思わない。しかし当時の、煙草が吸いたくてたまらないときの焦燥感というか、肺と胃袋の奥の方と脳のすべてが煙草を欲しているときの感じと…

お店も、何度か行くと、その内容というか、経験できることの内実が、もうだいたいわかってしまう。それはつまり飲むことのできる酒の感じと、そこにいるあいだの時間のことだが、四度も五度も行くと、もうマンネリズムになってくる。でもそれはしょうがない…